コワーキングスペースの個人利用のプランにはだいたい『フリーアドレス(自由席)』と『固定席』があります。
どちらを選ぶか悩ましいところですが、判断基準は高いか安いかというだけではありません。僕はフリーアドレスを利用しているのですが、むしろ固定席よりもメリットを感じています。
コワーキング入居者の立場から、フリーアドレスと固定席どちらを選べばいいかの判断ポイントを解説します。
この記事はこんな人にオススメ
- コワーキングスペース入居を検討している
- フリーアドレスから固定席へのプラン変更を検討している
- 固定席からフリーアドレスへのプラン変更を検討している
もくじ
固定席のチェックポイント
◎モノが置いておける
固定席の最大最強のメリットがこれです。むしろこれ以外には思いつきません。
「満席で座れないリスクがない」くらいですかね笑
フリーアドレスが満席になっちゃうコワーキングってストレス高そうですね。(僕が利用してるところはゆったりしてます)
他に固定席のメリットいっぱいあるぞ!って方はMULTINESSのTwitterまでリプライしてください笑
フリーアドレスのチェックポイント
○前後左右に常に人がいるとは限らない
僕がフリーアドレスに入居してもっともメリットを感じるのはこの部分です。
逆に言うと、会社員時代にオフィス勤めが辛かった理由は常に前後左右に決まった社員が座っている事です。
フリーアドレスだったら、オフィスに来た時にどこに座るか決められます。
空いていれば周りの視線を気にせずに作業に集中したりNetflix見たりできます。
△日々携帯するものが増える
固定席のようにデスクにモノを置いておけないので、必要なものは日々持参しなければいけません。
僕はMacBook Airとジムの着替えと弁当、ときどきバスケットボールを持参していますが、これだけでカバンはパンパンになります。
仕事関係ないものでパンパンになってるのはご愛嬌です。
△腰痛持ちには若干ツラい
椅子だけは持参できないので、フリーアドレスの椅子と相性が悪いと腰痛持ちにはキツいです。
僕も若い頃にヘルニアまがいの腰痛を患った事があるので、長時間座っていると腰に負担を感じます。
僕と同じとあるフリーアドレス入居者さんは腰痛が発症した時に、姿勢矯正座椅子を持参してきます。
このタイプだと、まあカサバリますが持参できないレベルじゃありません。
椅子が原因で仕事の効率が落ちるくらいだったら座椅子を持参するくらい大したコストじゃないですね。
△マグカップくらいなら置ける可能性あり
僕が利用しているコワーキングスペース『SALT(ソルト)』のフリーアドレスはマグカップだけは置いておく事ができます。
他のコワーキングでもマグカップ置けるところはけっこうありそうです。
マグカップでライバルに差をつけたい人はこちらの記事にまとめてあります。
インキュベート施設はまた別のお話
本題と逸れますが、コワーキングスペースとはまたちょっと違った業態ですが「インキュベート施設」ってのがあります。
ベンチャー企業や起業家を育成する目的のシェアオフィス兼イベントスペースみたいな施設です。投資家とかファンドが運営している場合が多いですね。
僕が勤めていたベンチャーではとあるインキュベート施設のフリーアドレスを利用していました。
…が!普通にオフィスは自前で借りていたので、フリーアドレスを利用する社員はほとんどいませんでした。
じゃあフリーアドレス借りてる必要あるのかよって話なのですが、それは大アリです。
色々メリットはありますが一番は投資家とのコネクションを持てる事です。資金調達を狙うベンチャーにとっては入居しておくだけで投資家とのパイプを持てるのは大きなメリットです。
コワーキングによってオプションがあるはず
メリデメを僕の経験則から書き出してみましたが、コワーキングによってはデメリットを解消するオプションがあると思います。
僕が思いつく程度のメリデメですから、スタッフの方々も気づいていてケアしてくれる事もあるでしょう。
例えばフリーアドレスでもロッカー使えるとか、そう言うオプションはありそうなもんです。
会員特典には特に注目しておくべき
フリーアドレスか固定席かで会員特典が異なる場合もあるのでそこは注意です。固定席じゃないと法人登記できないとか、ポスト使えないとか細かい部分かもしれませんが。
これからコワーキングスペースへの入居を検討している人は、是非とも会員特典にはモーレツに注目しておいて欲しいです。
場所によっては提携しているジムやヨガスタジオが割安で使えたりするので、見逃す手はありません。
コワーキングスペースの賢い見学方法
そもそもコワーキングスペースってどうやって選べばいいのか、という部分は別途記事にまとめているのでチェックしてみてください。
特に、コミュニティマネージャーについてはちゃんと現地に見学しに行って確認するのがマストです。