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サブスク型住居『Hostel Life』がやっぱり気になる5つの理由

定額で泊まり放題の“サブスク型住居”がキテます。その中でも『Hostel Life(ホステルライフ)』は気になる存在です。

「月額1.5万円から泊まり放題」というキラーフレーズがメディアでは取り沙汰されていますが、他にも気になるポイントがたくさんあるのです。

他にもサブスク型住居プロジェクトはいくつかありますが、なぜ僕がホステルライフに注目してるのか、語らせてください。

提携ホステルがすでに多数ある

シンプルかつ最強な理由です。ホステルライフはクラウドファンディングで資金調達をしていて、目標金額を大幅に上回って成功をおさめています。

なぜこれほど評価されたのでしょうか。僕の考察はこうです。

「クラウドファンディングあるある」な話なのですが、壮大なプロジェクトに限って、立ち行かなくなって中断や遅延が発生しがちです

ホステルライフはまさに「泊まり放題1.5万円から」という壮大なプロジェクトなのですが、すでに提携ホステルがバッチリ決まっているのが超イケイケポイントです

あと、提携ホステルのクオリティ高い!

ホステルライフのホームページの参加ホステルを見ると、どれも雰囲気が良さそうでクオリティの高さがうかがえます。

ホステルライフ参加ホステルの写真たち

【札幌】Guest House waya

【東京】Planetyze Hostel

【金沢】Blue Hour Kanazawa

【大阪】ビーハイブホステル大阪

【京都】SUZUKI GUEST HOUSE

【名古屋】GUESTHOUSE MADO

すでに泊まり放題プランの運営実績アリ

提携ホステルはたっぷりあります。では、泊まり放題というパッと見むちゃくちゃなサービスはちゃんとワークするのでしょうか。

そんな素人考えも、ホステルライフの計画には織り込み済みです。

創業者の柚木さんが運営するホステル『Little Japan』では、2月からホステルライフの運営開始に先駆けて泊まり放題プランを実施しているのです。

手堅い事前準備に期待が高まります。

創業者の柚木さんのライフスタイルに共感

僕ら消費者がサービスを選ぶときの判断基準は「どんなサービスか」もありますが、「どんな人がやっているサービスか」も重要です。

その点、僕は創業者の柚木さんに勝手に共感しまくっています。

柚木さんが取材された記事で、ホステルライフで想定される利用方法についてこのように語っていました。

自分の場合はずっと同じ場所に居続けると怠けてしまうというか、集中しきれないので、いろいろと場所を変えるとそれだけで作業効率が上がるのも実感しています。

さらにもう一つあるとすれば、単純に気持ち良く働けるということです。今年の夏は東北に行って過ごしたのですが、涼しいし、めちゃくちゃ気持ちがいい。冷房がいらないから電気代の節約にもなるし、環境にだっていいじゃないですか。

引用:Yahoo!ニュース

単純に気持ちよく働く…わかります。わかりみが深いです。

僕も今年の春は花粉から逃げるためにバンコクに滞在してみたのですが、本当に最高でした。なぜ今まで我慢して花粉症と戦っていたのでしょう。

そんなこんなで、柚木さんは多拠点ライフの利用者のインサイトをちゃんと捉えている気がするのです。

通勤・通学の課題解決を目指している

新規事業を立ち上げるときってだいたい、そのプロダクトが解決したい課題は何かというのが問われます。

ホステルライフが解決できる課題として挙げられるものはいくつかあります。

ざっとこの辺りだと思うのですが、僕が特に共感するのは通勤・通学のストレスから解放される手段としてホステルライフが有効だという部分です。

特に都内の通勤・通学の負担はエグいです。満員電車とか通勤時間とか交通費とか、貴重な人生のリソースをごっそり持っていってしまう問題です。

郊外から電車に1時間揺られて定期代が月に5万円なんて話はザラですから、そう考えると1.5万円から利用できるホステルライフはかなり尊いと思いませんか。

PR・広報がうますぎる

僕が仕事でマーケティングとか広報に携わってきたので感じるのですが、ホステルライフはPRと広報が上手です。

創業者の柚木さんのTwitterを見るとわかるのですが、どんだけの数のメディアから取材されてるんだよ!とびっくりします。

「Hostel Life」でググってもめっちゃ出てきます。

PR・広報の成功の条件はいかに共感を呼ぶかだと思います。

ホステルライフの発信するメッセージは一見すると「泊まり放題!コスパ最強!」がウリにも見えちゃいます。

しかし、キモのメッセージは「新しいライフスタイル」「新しい人間関係」「新しい居場所」という部分です。

ホステルライフの広報は一貫して共感を拡散エンジンにしたストーリーテリングをしているから、メディアからの引き合いが多いんだと思います。違ったらごめん。

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