“サブスク型住居”ウォッチャーの僕としては、またまた見逃せないプロダクトが登場しました。その名も『CARAVAN(キャラバン)』です。
もともとCARAVANはゲストハウスやシェアハウス、コリビング(Co-Living)など、海外含めて拠点を複数持っていて、いずれもイケてる雰囲気を醸し出していて素敵だと思っていたのですが、満を辞してデュアラー向けサービスを打ち出してきました。
コメントありがとうございます。
こちら既存物件では、@Caravan_HUBNRT @Caravan_osm @caravanblank21 @caravan_canvas @CaravanRoots
の海外含め5拠点がオープンしています🗺ただ移動をメインとする
多拠点サービスではないので
ぜひローンチを楽しみにお待ちくだされば幸いです🙇♂️— CARAVAN(キャラバン) (@caravan_jp) January 13, 2019
どんなサービスとなるのか、今後の展開はどうなるのか、僕なりに考察してみました。
【関連】リクルート2019年トレンド予測に登場した『デュアラー(二拠点生活)』とは?
【関連】【デュアラー時代】住み放題・泊まり放題・サブスク型住居サービス比較!
あえて六本木と代々木上原を拠点に選ぶGoodセンス

出典:https://lp.caravanjapan.me/
CARAVANが新サービスとして情報公開したのはデュアラーが東京拠点にするためのゲストハウスです。場所はズバリ六本木と代々木上原。
最初は「あまりにも都心すぎるのでは…」と思ったのですが、ちょっと考えてみたら六本木と代々木上原ってかなり良いチョイスだと思いました。
なぜなら、デュアラーをするためには「超都心」は拠点として検討せざるを得ない土地だからです。
東京在住の人がデュアラーを始めるケース
すでに東京に住んでいる人がデュアラーを始めるケースを考えてみます。多分このケースがデュアラー実践者の中でも多数派な気がします。
デュアラーを始めるきっかけは色々あるでしょうが、ほとんどの人はコストのかかる東京の賃貸に住み続けることのしがらみから解放されたいと考えるはずです。
でも、東京は東京で便利だから拠点は残しておきたい。だから地方に重心を置いて拠点を作って、東京は重心軽めで拠点をキープしよう、と考えるわけです。
となると、超都心のゲストハウスをサブスクするのは理にかなっています。CARAVANは1ヶ月単位でサブスクできますから、賃貸のようなしがらみはゼロです。さらにどこへ行くにもアクセス抜群なので、都心に住むメリットは十分に受けられます。
それに、そもそも六本木や代々木上原は家賃がめっちゃ高いので、サブスクに移行することで東京拠点のコストは抑えられるはずです。
東京進出を検討する地方在住者のケース
地方に住んでいて、東京に進出しようかなーどうしようかなーと考えている人にとってもCARAVANはひとつの選択肢になります。
例えば1ヶ月だけCARAVANに拠点を置いて、東京で起業の準備をするなんてこともできそうです。
CARAVANの公式ページで鎌倉と東京でデュアラーしている人のユースケースが紹介されていますが、鎌倉はサーフィン(趣味)、東京は仕事、というメリハリのある生活ができているようで、魅力がしっかりPRされています。
既存の泊まり放題サービスとの差別化に注目

出典:https://lp.caravanjapan.me/
CARAVANは1月26日にベータ版がスタート予定です。まずはすでにシェアハウスとして稼働している六本木と代々木上原の拠点が利用可能になるものと思われます。
六本木も代々木上原もスタートアップ起業家向けの施設なので、何かしら競合とは差別化ポイントを盛り込んでくるかもしれません。
また、前述の通り海外を含めてゲストハウスも複数運営しています。これらの拠点が何かしらのオプションになるのか、気になる所です。
ただ、公式Twitterによると「移動をメインとする多拠点サービスではない」とのことなので、全拠点泊まり放題イエーイ!というノリにはならなそうですね。
センス良さげなCARAVANがどんなエッジを立ててサービスローンチするのかワクワクしながら待っています!
CARAVANサービス概要ページ:https://first-life.caravanjapan.me/