地方拠点の人々がずっと待っていたコワーキングスペースのオプションが誕生しました。その名も『地方会員』です。
地方が拠点だけど東京をサブの拠点にしていたり、東京出張が多かったり、東京進出を検討したりしている人は注目のオプションです。
もくじ
老舗シェアオフィス『HAPON新宿』で地方会員が導入開始
11月に地方会員のオプションを導入したのが創設8年目の老舗シェアオフィス『HAPON新宿』です(8年目でも十分老舗!)。
【概要】年間コスト10万円で40回(のべ40人)利用可能
《内容》
料金:100,000円/年(税抜)
利用可能時間:平日10時~19時/土11時~18時
利用可能回数:のべ40人まで(チケット制)
利用できるサービス:無料Wi-fi・コワーキングスペース・住所利用
有料オプション:
ロッカー(3,000円/月)
会議室(1,000円/時間)
カフェサービス・複合機利用(実費請求)
※会議室・カフェ・複合機利用料は、都度現金でのお支払いとなります
その他:30人以上の大会議室・イベント貸し切りスペースを15%割引料金にてご利用頂けます引用:HAPON新宿
月間で割ると8000円でお得感
この地方会員、金額設定が絶妙だと思うんです。年間10万円って聞くと高い印象ですが、12ヶ月で割ったら8000円ちょいです。
東京のコワーキングスペースとかシェアオフィスをまともに借りると安いところでも毎月5万円はかかりますから、新宿という立地を考えてもお買い得です。
40回(のべ40人)チケットというナイスな設定
チケット制なのもGOODポイントです。個人での利用に限らず、法人での利用も想定されています。
これまたまともに借りてしまうと、人数に応じて月額料金がかかってしまう場合もあります。
しかも無記名のチケット制ですから、誰が使ってもOK。普段はリモートで仕事をしているメンバーをオフィスに集めてガガっと作業してしまいたいときなどに便利そうです。
対象者は新宿から60㎞圏外
“地方”の対象になるのは新宿から60㎞圏外を拠点にしている人です。神奈川、埼玉あたりはほぼ全域が60㎞圏内なので利用できなさそうですね。
地方会員は首都圏というよりも地方都市を拠点とする人の方がメリットを感じやすいでしょうから、この縛りはそこまで障壁にはならないでしょうね。
拠点を“サブスク”するのがあたり当たり前に
地方会員の制度を知った時に真っ先に思い浮かんだのが、定額でホステル泊まり放題のサービス『ホステルライフ』です。
ホステルライフは月額相当1.5〜2.5万円という価格で、提携しているホステルに泊まり放題というサービスです。
地方会員とホステルライフを両方サブスクしておけば、これまでとは比べ物にならないほどの低コストで多拠点生活を実現できます。
個人的にはスポーツジムの『エニタイムフィットネス』も低価格で4000店舗が使い放題なので、あわせてサブスクしておきたいと密かに企んでいます。
ちなみに僕が入居している福岡のコワーキングスペース『SALT(ソルト)』は会員特典として、東京の姉妹店『ダイアゴナルラン東京』に無料でドロップインできちゃうので、めちゃめちゃお得です。