月額5000円で世界一周というシズル感が大爆発しているプロジェクトをご存知ですか?このブッ飛んだ計画を企んでいるのが『fever(フィーバー)』と『トークンハウス』というサービスです。
スマホ代くらいの値段で世界一周だなんて夢みたいですが、いったいどのようなものなのか紹介します。
もくじ
世界中のトークンハウスに宿泊できる
feverとトークンハウスは月額課金制で世界中のトークンハウスに泊まれるサービスを計画しています。
つまりこのサービスをサブスクしておけば、たちまち世界を股にかけた多拠点ライフが送れるというものです。
トークンハウスでは独自のトークンが流通
トークンハウス最大の特徴は、その名の通りトークンが流通していることです。
トークンハウスのコミュニティに参加している人はトークンを保有します。そしてそのトークンを利用することで、トークンハウスに宿泊したり、食事したりできるわけです。
トークンをゲットするためには、トークンハウスの掃除をするなど、コミュニティに貢献することで、その対価としてトークンをゲットできます。
極端な話、トークンハウスに所属していれば法定通貨は持たなくても衣食住まかなえてしまうという仕組み。
トークンハウスの拠点はプノンペン
現在、トークンハウスはカンボジアの首都プノンペンに拠点をかまえていて、10月からすでにシェアハウスとして稼働しています。
カンボジアの暮らしが気になる人はトークンハウス共同創業者の植木大介さんのnoteや、同じく共同創業者のゴーゴケンゴさんのブログをチェックしてみると面白いですよ。
2020年までに世界中に拠点を展開
トークンハウスの拠点は今のところプノンペンだけですが、2020年までに世界中に拠点を拡大する計画だそうです。
具体的にどの国にいくつの拠点がトークンハウスに加わるのかはまだ不明のようですね。
現在、カンボジアのプノンペンに1軒目があるトークンハウスは世界中に展開していき、2020年度までに月額5,000円で誰もが世界一周できる世界を実現します。
引用:PRTIMES
料金プランは月額5000円から
トークンハウスの料金プランは3種類あります。
- 旅人プラン:月額5000円(50TKC付与/5泊相当)
- 住人プラン:月額15000円(200TKC付与/20泊相当)
- VIPプラン:月額30000円(450TKC付与/45泊相当)
プランによって毎月付与される独自トークン(TKC)の量が異なる感じですね。
パッと見「旅人プランって5泊しかできないじゃん!」って思いますが、コミュニティ貢献の対価としてもトークンをもらえるので、実際にはどのくらい泊まれるのかは未知数ですね。
「ブログでトークンハウスを紹介したら1泊無料」とかしてくれるとありがたいなあ。
feverで独自トークンを発行
さて、独自トークンと言われると安心・安全に利用できるのか…?とちょっと心配になりますよね。
そのためにトークンハウスではコミュニティ通貨を発行するサービス『fever』と提携しています。
feverのトークン利用ノウハウがトークンハウスで生きてくるんでしょうね。
コミュニティ独自トークン発行サービス『fever』
前述の通りfeverはコミュニティ単位で独自のトークンを発行して流通させるサービスとして2018年4月からβ版の運営を開始しています。
本田圭介に箕輪厚介…そうそうたる出資者
feverは気鋭のベンチャーとして期待されていますが、なんといってもド派手なのが出資者です。
2018年12月にfeverを運営するAsobicaは第三者割当増資を実施していますが、リトル本田でおなじみの本田圭佑さんや、幻冬社の名物編集者の箕輪厚介さんなどそうそうたるメンバーが名を連ねています。
KSK Angel Fund(本田圭佑氏)
East Ventures
Japan Angel Fund
朝倉祐介氏(株式会社シニフィアン 共同代表)
今泉卓也氏(株式会社Gamewith 代表取締役社長)
金靖征氏(株式会社Candle 代表取締役)
塩田元規氏(株式会社アカツキ 代表取締役CEO)
内藤裕紀氏(株式会社ドリコム 代表取締役社長)
中川綾太郎氏(株式会社ペロリ 創業者)
箕輪厚介氏(株式会社幻冬舎)
他個人投資家3名引用:PRTIMES
250のコミュニティが参加、流通額1億円突破
feverに参加しているコミュニティはすでに250を超えています。
また、流通額も1億円を突破していて、順調な成長がうかがえますね。
代表的なコミュニティだと出資者の箕輪さんが主催している『箕輪編集室』などがあります。
複業系のコミュニティも盛り上がっているようで、ライティング塾の『明日のライターゼミ』やディスカッションスキルアップコミュニティ『議論メシ』あたりは面白そうです。
他にもあるある『サブスク型住居』
住まいのサブスクサービスが増えています。近い将来には住所不定が普通になっていくんでしょうか。
feverとトークンハウスだけでなく、『HafH(ハフ)』や『ホステルライフ』なども注目プロジェクトとして追いかけていきます!