MULTINESS 多拠点&複業メディア

リスクヘッジとして、多拠点居住の3つのメリット

多拠点居住のメリットとしてよく語られるのは「人脈形成」や「学びの多さ」といった“攻め”の側面にスポットライトがあたりがちです。

その一方であまり語られないのは多拠点居住を“守り”の側面から見たメリットです。

居住地を複数持つことで、どのようなリスクヘッジがあるのでしょうか。僕が感じるメリットや、これから実現させたいことも交えて紹介します。

複業を実践する人が語る「複業のメリット」とは?

地震や津波などの災害で住居を失うリスクヘッジ

3.11が発生したとき、仮設住宅で不自由な暮らしを強いられる人々が続出したのは記憶に新しいと思います。

皆さんの親戚や友人にも、震災後に余震や津波から逃れるために東日本から一時的に避難した人がいたのではないでしょうか。

多拠点居住をしていれば、いずれかの拠点が災害で危険な状態に陥っても別の拠点に避難することができます。

不自由な仮設住宅に入居したり、遠くに住む親戚のお世話になったりする心配もありません。

仕事を複数の地域に分散できる

これは僕のように多拠点で活動していて、なおかつ複業で仕事をしている人にとっての話ですが、仕事をひとつの地域だけから受けることはリスクになります。

僕は福岡と東京を主な拠点にしています。また、フリーランスとして受注している仕事も福岡や東京などに分散しています。

前述のように災害が起きた場合、失うのは住居だけでなく仕事の可能性もあります。もし僕のクライアントが被災して仕事の供給が止まってしまえば、そのぶん僕の手取りは減るわけです。

花粉や寒さ、暑さから逃げられる

僕は花粉の季節に海外で過ごすことをオススメします。日本に住んでいると春は花粉の季節だと思い込んでしまいますが、花粉の無い地域は世界中にいくらでもあります。

僕は花粉症なので、今年の春は花粉のピークの時期だけタイのバンコクで過ごしていましたが、まずあったかいですし、花粉なんて1ミリも飛んでいません。

この衝撃は味わってみると身にしみます。頑張って日本にしがみついている意味が無いです。

花粉だけじゃなくてPM2.5や黄砂についても同じことが言えますね。

あと、暑さや寒さが苦手な人も多拠点居住はリスクヘッジになります。

僕は暑さも寒さも平気なのですが、夏が好きなので日本が冬の時期はバンコクでTシャツ短パンで過ごしていたいです。