渋谷区の代々木上原でオープン準備中の銭湯併設でビールも飲めちゃうコワーキングスペース『BathHous(バスハウス)』が要チェックです。
2018年の9月にクラウドファンディングサイトのCAMPFIREで約380万円を調達しています。
とてもとても期待しているプロジェクトなのですが、なにせ僕は銭湯フリークでさらに地元が代々木上原ですから、これは応援せざるを得ません!(こっそりクラウドファンディングにも参加しています)
代表のroseさんの思想やバスハウスのコンセプトが素敵なので、まとめて紹介します。オープンに向けて準備中なので、最新情報も逐一アップデートしていきます。
もくじ
「仕事と暮らしは切り離せない」とバスハウスを着想したroseさん
創業者roseさんとchill & workとshyboy
バスハウスを手がけるのはグリーやデリッシュキッチン、ペロリといったITベンチャーを経てchill & workを設立したroseさん。
chill & workは男性向けエチケットブランド『shyboy(シャイボーイ)』を展開していて、ボトル入りコンドームをはじめとしたユニークなアイテムが購入できます。よかったらこちらもチェックしてみてください。
【着想】ニューヨークでの褒められ体験と銭湯での「裸の付き合い」
roseさんがバスハウスを通じて提供したい体験は「マイペースにオンとオフを切り替えられる」ことだと言います。
仕事と暮らしって切り分けられるものではないんじゃないかな、と思うんです。
朝起きたら気持ちよく仕事を始めたいし、ちょっと疲れたらお茶を飲んでリラックスしたい。仕事が終わればお風呂に浸かってチルしたい。お風呂上がりにはキリッと冷えたビールを流し込みたい。そして馴染みの人と他愛のない会話を楽しみたいし、その幸せな余韻に浸りながら眠りにつきたい。
引用:CAMPFIRE
僕はこの考えに共感します。誰でも気持ちよく生活したいし、それは普段の生活でも仕事でも同じことです。
バスハウスの着想に至った経緯にはroseさんが18歳で訪れたニューヨークでの体験があったようです。
18歳の時に初めてNYを訪れて衝撃を受けたのが「褒めるコミュニケーション」でした。
通りすがりの人達やカフェ店員が「その靴かわいいね!」「髪色いいね!似合ってる」「その帽子どこで買ったの?イケてる」と、次々に声を掛けてくれる。ポジティブなひと言を互いに交わすだけで、その日1日を何倍にもハッピーな気持ちで過ごすことができたのです。
引用:CAMPFIRE
なるほど、コミュニケーション次第で人はハッピーになれると思えた原体験があったんですね。
海外でのバックパック旅を終えて帰国roseさんは、日本には褒めるコミュニケーションが少ないと感じていました。しかし銭湯は違った。
町の銭湯に定期的に通うようになった私は、再び衝撃を受けたのです。
服を着てすれ違う時はよそよそしいのに、
素っ裸で一緒にお風呂に浸かっている時はフレンドリーであることに。「お風呂」という不思議な媒体が、いつもより人をオープンな気持ちにしている・・!
「裸の付き合い」というグッド・カルチャーが日本には昔から存在していたのでした。引用:CAMPFIRE
これらの原体験と気づきを得て出した答えが銭湯とビールをひっさげたコワーキングスペースだったということです。素敵。
バスハウスオープンまでの道のり
バスハウス公式Twitter
バスハウス公式Twitterでオープンまでの道のりを追いかけることができます。ただの打ちっ放しコンクリートの空間が徐々に出来上がっていく様は見応え十分。
バスハウス公式note
noteではもっと詳細に工事の様子が伝えられています。この「一番風呂」のエントリーとかは読んでるだけでワクワクしますよ。
創設者roseさんのTwitter
バスハウスについての投稿ももちろんありますが、僕はroseさんのデザイン志向な感じとか、エモい感じの雰囲気が好きです。
バスハウスのロゴデザインki_moiさんのTwitter
どんだけバスハウス好きやねんって話ですが、バスハウスのロゴデザインしているki_moiさんのTwitterも紹介しておきます。この人のデザインはカユい所に手が届く感じがして好きです。
バスハウス12月にオープン!
12月にオープンしたバスハウス。公衆浴場営業許可が降りるまでは銭湯の利用はできません。が、足湯の利用やビールを引っ掛ける用途ならばすでに使えますよ!