【月商1000円でも複業】最初の一歩は“複業”と意識せず始まる

Twitterで「複業」で検索すると「〜＠複業ブログで月商100万」みたいな人がワンサカ出てきます。でも、多くの人にとって複業の始まりって「複業」とすら意識しないでスタートするものだと思うんです。

僕の運営するメディア『MULTINESS』の目標のひとつは「複業や多拠点ライフをスタートするきっかけ作り」です。複業を始めたいけど、何から手をつけたらいいかモヤモヤしている人のヒントになればいいな、と一念発起して立ち上げました。

僕が会社員時代、複業だと意識せずに始めていた複業をいくつか紹介します。これらの原体験があったからこそ、現在のように自分のメディアを持ちつつ、複数の仕事をフリーランスとしてもらえているようになったと思います。

ランサーズでオリジナルLINEスタンプ制作

僕がランサーズで作ったLINEスタンプ「極さんの温故知新ダイアリー 酔っ払い編」

僕がもともとLINEの社員だったということもあって、LINEスタンプの制作に興味を持っていたのですが、自分に絵心がないことから二の足を踏んでいました。

ところが、ランサーズに「LINEスタンプ作成」という依頼メニューがあることを知り、損得勘定もせずに7万円のコストをかけてスタンプを完成させました。

リリースしたのが3年くらい前でしょうか。これが意外にも現在に至るまで毎月4桁の売上をあげてくれています。すでにコストぶんは回収できたので、ささやかなお小遣いが毎月入ってくる嬉しい感じになってくれました。

今振り返ってみると、これが僕の複業の始まりです。

LINEスタンプほどほどに好評発売中（バナーをクリックするとLINEストアに遷移）

個人ブログにアドセンスとAmazonアフィリエイト

この方法は複業としては超ベタなのですが、やってる本人からすると「マネタイズに踏み切ってしまった…！」とドキドキする瞬間でした。（今は個人ブログにはアドセンス入れるのやめました）

最初は月に数円程度の収入でしたが、ヒマが高じて更新頻度が上がると月1万円くらいの収入になりました。

「せっせと更新すればそこそこの売上になるんだな」という学びが得られたのは大きいです。

副業のメリットとして「会社を辞めても食っていける自信になる」みたいな話をよく聞きますが、まさにそれでした。

Webメディアへの寄稿

僕がWebメディアに関わる仕事をしていたこともあって、かつての同僚だったWeb編集者から、ライターとしてメディアに寄稿してみないかと打診がありました。

自分の文章が報酬を得るに値すると自覚していなかったので、嬉しい反面びっくりしたのを覚えています。

どうやらその編集者さん、僕の個人ブログを読んだのがきっかけで僕に寄稿を打診したそうです。くだらないブログでもとりあえずやってみるもんですね。

染谷昌利さんの著書『複業のトリセツ』にも、複業時代に重要なスキルは発信することだと書いてありました。確かに、発信していることって自分の営業資料として一番わかりやすいですよね。

長続きする仕事を見つけるには「色々やってみる」

正社員として働くのってある意味ラクだと思っています。というのも、複業って主体性を持ってやらないと長続きしないんですよね。

週5日・8時間働くことって“普通”になっちゃってるので、その社会通念をブチ破ってまで自分なりのワークスタイルを貫く必要があります。

となると、やっぱりダルい仕事は長続きしないのでやってられません。でも、じゃあ長続きする仕事ってどうやって見つければいいんでしょうか。

僕の答えは「色々やってみて、イケそうなモノを見つける」です。とりあえずやってみないことには、長続きするかどうかはわからないですから。